あしすと訪問リハビリ鍼灸マッサージ院

梅雨の時期とうつ病

皆さんはご存じでしょうか?

わが国では約 16 人に 1 人は一生のうちに一度はうつ病を経験されていることを… 

 

 

 


実は私もその一人でうつ病の経験がありますので患者様のお気持ちがよく分かります。


職種によってはそれ以上の割合で発症しているし、なりやすい性格なりにくい性格もある様です。


うつ病は原因は未だ完全には解明されていない疾患ですが、不安・ストレス・過労・環境の変化・

妊娠出産・月経なども引き金になっています。

 

また、うつ病は梅雨の時期が最も掛かりやすいので今回記事にさせて頂きました。

温度・湿度・気圧などが激しく変動すると、単に精神的不快感だけでは無く人体に様々な影響を与えてしまいます。

 

 

・急な気圧変動に伴う自律神経の乱れ

・日照時間の減少に伴い「メラトニン」という睡眠ホルモンの分泌量低下に伴う睡眠障害

・日照時間の減少に伴い「セロトニン」という神経伝達物質の減少による感情の乱れ

 

詳しくは専門医にお尋ねされた方が良いのですが、当院でもうつ病の患者様とはよく向き合う事が多く、

患者様から学ぶことは少なくありません。

今回はご自身でも努力出来る対策法をお伝えしたいと思います。

 

 

【規則正しい生活】

 

起床時間・食事時間・就寝時間をきちんと決める必要があります。

お昼寝が長いと夜が眠れなくなる事もあり朝が起きられなくなる方は本当に多いです。

胃腸の働きも悪くなり益々悪影響が及びます。

朝起きたらカーテンはしっかりと空け、出来れば換気を行いましょう。

お昼寝は 30 分間迄として下さい。

その後睡魔を感じた時でも決してお身体を横にはせず、座ったままでうたた寝して下さい。

夜は沢山の光を浴びずなるべく早く床に就いて下さい。

就寝時お部屋は真っ暗にして寝んで下さい。

 

 


【小まめに身体を動かす】

ご家庭で出来る事としては、1 時間に 1 度は簡単で良いので身体を動かして下さい。

一人では何事もやる気が湧かない方はご家族なり友人を巻き込んで身体を動かしましょう。

 


【マッサージ】

自律神経を活性化したりバランスを整える作用があります。

もちろん副作用はありません!