あしすと訪問リハビリ鍼灸マッサージ院

屋内でも必要な熱中症対策

救急搬送された方の半数が65歳以上

 

7月になると、注意しないといけないのが熱中症です。

平成27年(6~9月)の東京消防庁のデータによると、7月に熱中症で救急搬送される方が急激に増え、

また3か月間の搬送者の約50%が65歳以上の高齢者です。

そして、75歳以上では35%となります。

また、救急要請の発生場所は、65歳以上に限れば60%が住宅等居住場所になります。

外で調子を崩して自宅で要請することも少なくないと思いますが、屋内での発症も数多く報告されています。

夜眠っている間に熱中症になって、朝に搬送されたという事例もあります。

年齢を重ねると、皮膚が温度を感じにくくなり、さらにからだの熱も逃がしにくくもなります。

年輩者は特に注意が必要です。

 

 

1.水分補給をする

年輩者は特にのどの渇きを感じにくくなるため、早め早めの水分補給をおこないましょう。

なお、持病など水分摂取を制限されている方は、水分補給等について必ず医師に相談しましょう。

 

2.室温、湿度を調整する

室温、湿度が高いと、熱中症が起きやすくなります。

エアコンの冷房・除湿機能を上手に使いましょう。

体感ではなく、お部屋等に温度計などを設置し、それを目安に使うことが大切です。

 

3.規則正しい生活をする

体調不良や寝不足など体力等が低下すると、熱中症になりやすくなります。