あしすと訪問リハビリ鍼灸マッサージ院

寒い冬は脳卒中のリスク大

わが国の脳卒中発症のピークは2月です。

理由は気温が下がることです。

 

寒冷刺激により急激に血圧が上昇することは脳出血の危険を増やします。

また低温で血液の粘度が増え血流が遅くなることは脳梗塞の危険を増やします。

室温が4℃下がると脳卒中死亡の危険が5%増えるそうです。

冬の脳卒中を防ぐには、なるべく暖かい環境で過ごすことが大切です。

 

入浴の際も、脱衣所や風呂場の保温に注意し、急な温度変化を避けて下さい。

入浴は血圧が安定する夕方が良いでしょう。

急に熱い湯の中に入らず、ぬるめのお湯につかり緊張をとりましょう。

 

また暖かい環境とはいっても、コタツや電気毛布を使うと汗をかきやすく脱水になる場合があります。

脱水になれば脳梗塞をおこしやすくなります。

入浴前後や就寝前に、十分な水分を摂るよう心がけましょう。

 

寒い冬は家の中に閉じこもり、運動不足になりがちです。

その結果体重が増え、血圧糖代謝脂質代謝にも悪影響を及ぼします。

運動は血行を良くし、ストレスの解消肥満の防止につながります。

 

家の中でもできる運動や、日常生活の中でなるべく身体を動かしたりなど、冬の間も適度な運動を継続することが大切です。