年々、暑さが増してくるような今日この頃。熱中症で病院に搬送される患者数も右肩上がり。
昨年(6~9月)東京都内で病院に搬送された方が3168人(江戸川区では男性90人・女性58人)。
そのうち65歳以上の方は40%。その中の4割が室内で発症しているのです。
31℃以上で『危険』、28~31℃未満で『厳重警戒』、25~28℃未満で『警戒』と言われています。
注目なのは病院に搬送される高齢者の多くの方が、エアコンを使っていないという点です。
エアコンの風が好きではないという理由で使わない方が多いのですが、年齢を重ねてくると、
①のどの渇きを感じにくい ②発汗機能の低下 ③保温調整機能の低下 など暑さを感じにくくなっている場合が多く、知らず知らずのうちに体内の水分が足りなくなり、熱中症にかかってしまうのです。
対策として、
①喉が渇いてなくても水分をとる。
②こまめに体温を測る。
③室内の温度を28℃に保つようにする。
この3つの事に注意して、熱中症しらずで夏を乗り切りましょう。