人生100年時代と言われ、元気なシルバー世代の過ごし方に焦点があてられていますが、その一方で日本は超高齢化社会を迎え「介護」に携わる方も少なくはありません。
特に社会を取り巻く環境の影響で、若いうちから介護に関わる「ヤングケアラー」や育児と介護が重なる「ダブルケア」など介護者に負担がかかりやすい現状も珍しくないのです。
今回のコラムでは、そんな介護者の方に起こりやすい身体の不調とそれに対するケアの方法をお伝えさせて頂きます。
介護者の方の苦悩
介護に携わる方は年々増加傾向であり、それに伴い様々な悩みが挙げられます。
その中でも多くみられるのは、介護者自身の体調を崩したり、日常生活に時間などの制限が生じたりすることなどではないでしょうか。
例えば、ベッドから車椅子への移譲などで腰や肩を痛めたり、デイサービスの準備や通院の付き添い、食事の援助など介護に関わったりと自身の時間が制限されてしまうことなどが挙げられます。
しかしながら、介護者の多くはそのような悩みを1人で抱え込みやすく、より心身ともに不調が生じやすくなってしまうのです。
介護者に起こる不調とは
介護に関わるの多くが「介護」に携わることが初めての経験であるため、心身共にストレスを抱えやすい状態に陥ります。
介護は介護者の身体を抱えたり、体位を変換したりと力仕事でもあるため、介護者自身が腰痛や肩こりなど体調を崩してしまう場合もあるのです。
また仕事をしていても、施設や担当のケアマネージャーから連絡が頻回にあるなど、生活に支障をきたすケースも珍しくありません。
そのような場合には、ストレスにより自律神経が乱れメンタルヘルスにも影響してしまう可能性もあるのです。
さらにストレスは肩こりや腰痛とも密接な関係があります。
痛みがあっても原因が分からない非特異性の痛みの多くはストレスと関連して生じているとも言われているのです。
そのため介護者の悩みの上位として肩こりや腰痛も生じやすいのです。
不調のケアには訪問マッサージがおすすめ
介護者の方の多くが時間に制約があるケースも少なくはないでしょう。
そのような場合には当院のような訪問マッサージをご提案します。
メリットとして、ご自宅にお伺いさせていただくため、デイサービスなどの送迎の時間を気にしなくても良いことや介護者と同じ空間で施術が受けられるなどの点が挙げられます。
実際に施術を受ける場合にも畳1畳のスペースがあれば受けることも可能ですし、必要な準備も特にありません。
当院の特徴
当院では、筋肉を動かしたり揺らしたりするスポーツマッサージや筋肉の固さを取り除くことが期待できる筋膜リリースを行ったりと幅広く施術を行っております。
また機能向上を目的とした運動(リハビリ)等にも対応が可能であり、ひとりひとりのニーズに沿った施術を心がけております。
セルフケアの方法
当院では施術に加え、介護に関する生活状況や身体の不調についてのケアの助言も行っておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。
具体的には腰痛や肩こりに対するセルフストレッチの指導を行ったりすることも可能です。また、当院は平成10年に開業し地域に根差した活動をしてきたため、介護保険の資源以外でもひとりひとりにあったご相談、ご提案が可能です。
まとめ
高齢化社会を迎える日本では、介護に携わる方は年々増加傾向となっています。
介護は肉体的にも精神的にも重労働であり、心身に不調をきたすケースも少なくはありません。
また介護者は時間の制約も多く、ストレスを感じやすい状況となりやすいのです。
あしすと訪問リハビリ鍼灸マッサージ院は江戸川区を中心に葛飾区・江東区・市川市・浦安市も訪問させて頂いております。
ぜひ、介護に関連した不調や悩みはお気軽に当院にご相談くださいね。