あしすと訪問リハビリ鍼灸マッサージ院

【知らないと損】訪問マッサージと出張マッサージの違いは?介護保険は適用されない?

この記事を読んでいるあなたは、訪問マッサージと出張マッサージの違いについて理解していますか?

 

実は、街中でよく見かけるリラクゼーション目的の出張マッサージは、ほとんどが違法行為です。

 

なぜなら、指圧マッサージなどの行為ができるのは、「医師」または「あん摩マッサージ指圧師」だけと法律で決められているからです。

 

私は、「柔道整復師」「鍼灸師」「あん摩マッサージ指圧師」の資格をすべて取得しており、1998年に整骨院を開業して以来、地域や人に密着した治療をしてきました。

 

「マッサージを通じて自分らしく生きるためのお手伝いがしたい」その思いから、当院で行う訪問マッサージと通常の出張マッサージの違いを解説します。

 

また、保険の適用についても紹介しますので、本記事を読むと、訪問マッサージと出張マッサージの違いがわかり、安心してマッサージを利用することができます。 

 

 

 

訪問マッサージと出張マッサージの違い

冒頭でもお伝えしたように、訪問マッサージと出張マッサージには大きな違いがあります。何が違うのか比較して見ていきましょう。

 

目的

【訪問マッサージ】

訪問マッサージは、身体機能の回復・維持、日常生活動作の改善・向上などの症状改善を目的としています。

例えば、麻痺や拘縮がある方のために関節可動域の拡大と筋力増強、筋緊張の緩和、むくみがある方には、血液やリンパ液の循環を改善するなど、医療マッサージを施します。

 

【出張マッサージ】

出張マッサージは、自宅や宿泊先に出向いてリラクゼーション目的のマッサージを行います。

リラクゼーション目的なので、心身の癒しやアロマを焚いて楽しむなどのことです。

 

対象者

【訪問マッサージ】

訪問マッサージの対象者は、寝たきりの方や自力歩行が困難で通院ができない方などを対象にしています。

 

【出張マッサージ】

心身の癒しを求めるすべての方が対象です。

 

施術者

【訪問マッサージ】

「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格を持った者しか、施術することができません。

無資格で施術した場合、処罰の対象となります。

 

【出張マッサージ】

法的には、マッサージという行為をするには、「あん摩マッサージ指圧師」という資格が必須ですが、無資格や民間資格を持った者が施術をしているのが現状です。

 

訪問マッサージのメリット

訪問マッサージは期間や回数の制限はなく、通院する必要がないので自宅や宿泊先で施術できるメリットがあります。

他にも、以下のメリットを参考にしてください。

 

  • 介護予防に効果的
  • 国家資格を持つ者が施術する
  • 関節機能の改善・疲労回復

介護予防に効果的

訪問マッサージが行う医療マッサージは、介護予防に効果的です。

高齢者の方の場合、転倒による骨折や風邪などをきっかけに歩くことができずにいると、筋力がすぐに落ちて寝たきりになってしまう恐れもあります。

当院では、あらゆる身体機能低下に対して残存機能の維持・改善に務めています。

 

国家資格を持つ者が施術する

訪問マッサージで施術を受けるメリットは、「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格を持つ者からマッサージを受けられることです。

 

先述したように、街中で行われているマッサージは、無免許や民間資格などの正規の資格を持たないケースがほとんどです。

 

単なるリラックス効果を求めるだけなら、普通のマッサージを受けるのもいいかもしれませんが、医療目的で症状の改善をしたいと考えている方は、「あん摩マッサージ指圧師」を持つマッサージを受けることをおすすめします。

 

 

リラックス効果もある

「医療を目的としたマッサージなら痛みがあって、リラックス効果はないのでは?」と思う方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし、当院で行うマッサージは、医療(症状改善)目的とはいえ、精神的安静の効果もあります。

 

心地よい刺激はリフレッシュにもなり、施術者と積極的に会話をすることで孤独感やストレスの解消にもなります。

 

介護保険の適用は?費用はどうなる?

結論から言うと介護保険の適用ではなく、医療保険(健康保険)が適用されます。

 

費用は所得に応じて1〜3割負担になり、1回あたり400円〜600円ほどと非常に安価にマッサージを受けることができます。

 

また、「心身障害者医療助成制度」が適用される方、生活保護の方は出張料と治療費が無料です。

 

ちなみに、出張マッサージは保険適用外で、すべて自費払いになるため注意が必要です。

 

まとめ:訪問マッサージを利用する際は、当院にご相談を!

訪問マッサージと出張マッサージの大きな違いは、その目的と施術者です。

 

訪問マッサージは、「あん摩マッサージ指圧師」という国家資格を持つ者が施術にあたり、その目的は医療(症状改善)目的です。

 

一方の出張マッサージは、無資格や民間資格の方が施術を行い、リラクゼーション目的になります。

 

しかし、法律ではマッサージ行為ができるのは、「医師」か「あん摩マッサージ指圧師」だけです。

 

多くの方にこのことを知ってもらい、「相談して良かった」と思っていただけるよう親身になって寄り添っていきます。

 

当院では、ご納得いただいてから利用していただきたいので、毎月5名様限定で無料体験を実施しています。

 

訪問マッサージが気になる患者様のご家族様や担当のケアマネージャー様は、ぜひご相談、無料体験から始めてみてはいかがでしょうか。