2月といえば、バレンタインデーがありますね。
日本では女性が男性にチョコレートを贈る習慣があります。
が、チョコレートは元々、「薬」として親しまれていました。
そんなチョコレートの栄養についてお知らせします。
チョコレートは元々、カカオ豆をすりつぶした飲み物で、4000 年以上も前から「薬」として珍重されてきました。
原料のカカオ豆は貨幣としての価値もあるほど貴重なものだったそうです。
16 世紀のヨーロッパでも薬として飲まれ、文献にはその効能が 100 以上も記されていました。
その後、ミルクや砂糖を混ぜた今のような固形の一般的なチョコレートになったのは 1900 年に入ってからのことです。
チョコレートの主な成分は脂質と糖質で高カロリーですが、体にうれしい栄養もいっぱいです。
チョコレートの栄養分
ポリフェノール
コレステロールの酸化を防いで、生活習慣病を予防、ストレスへの抵抗力を高める。
テオブロミン
大脳を刺激して集中力・思考力を高め、緊張を和らげるリラックス効果あり。
ブドウ糖
気分を落ち着け、安定させるセロトニン分泌作用。
食物繊維
便通を改善して肌荒れを防ぐ。
ビタミン・ミネラル
ビタミン・カルシウム・マグネシウムや、亜鉛・リンなどのミネラルも含まれ、特に
カルシウムとマグネシウムがバランスよく含まれています。
栄養豊富なチョコレートですが、高カロリーなのも事実。
カカオ 70%以上のチョコレートを選んで食べすぎに注意することが大切です。
「少しの良質なチョコレートをゆっくり」味わってくださいね!