あしすと訪問リハビリ鍼灸マッサージ院

訪問リハビリや訪問マッサージって何をするの? 違いを分かりやすく解説

身体の状態が悪い時、自宅に来てくれて調子の改善をサポートしてくれるサービスがあったらありがたいですよね。その一環として、「訪問リハビリ」や「訪問マッサージ」という言葉を耳にすることがありますが、この2種類は何が違うのでしょうか?

このコラムでは、「訪問リハビリ」や「訪問マッサージ」について、意味や目的、違いなどをわかりやすく解説していきます。ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

そもそもリハビリとマッサージは何が違う?

この項目では。まずリハビリとマッサージの違いを解説します。

リハビリって何?

リハビリとは「リハビリテーション」の略で、ケガや病気によって低下した機能を回復するための行動全般を意味しています。

リハビリというと、ケガをしたスポーツ選手が競技に復帰するために行う行動や、脳梗塞などの大きな病気をした後のことを想像される人が多いと思います。しかし、例えば転倒したことで骨折して、療養のために比較的動かない生活を送った後には筋肉の機能が低下していることもありますから、リハビリを通してケガをする前の機能を取り戻していく、といった身近な行為でもあります。

状態や人によってはリハビリが目的化してしまうケースもありますが、リハビリは機能回復のための手段です。適切な知識や技術を持った人にサポートされて、ご本人に機能回復の意識があれば、より効果的に回復に向かうことができます。

マッサージって何?

マッサージは非常に広い意味や目的を持っていますが、ここでは病気やケガへの機能回復の手段である医療的なマッサージに着目して説明します。

マッサージはギリシャで生まれたと言われています。明確な医療として研究が始まったのは16世紀のフランスで、19世紀ころにはヨーロッパで研究が進んでいきます。このマッサージが日本に伝わったのは明治時代です。

リラクゼーションを目的としたマッサージを提供するサービス業が多数存在しますが、これらは医療とは別のものです。日本にはあんまマッサージ師という国家資格があり、担当医師の同意書があれば保険も適用されます。

訪問リハビリと訪問マッサージの違い

前の項目ではリハビリとマッサージの違いを明確にしましたが、ここからは訪問リハビリと訪問マッサージについてわかりやすく解説していきましょう。

訪問リハビリの対象や目的

訪問リハビリは要支援者や要介護者に対して、生活に必要な機能の回復や維持を目的に行います。状況によって介護保険や医療保険が適用できます。医療保険は厚生労働省が定めている疾病などからの機能回復に限られます。その一方で介護保険を使う場合は、要介護者であれば病気やケガなど原因に縛られることはありません。

訪問マッサージの対象や目的

訪問マッサージは、筋肉の麻痺、関節の拘縮が見られ、歩行困難や寝たきりの状態になっている人に対して、担当医師が医療マッサージを必要と認めた時に行うことができます。医師が承認する経緯としては、パーキンソン病の人やリウマチで拘縮が起こっている人、脳の障害によって筋肉の麻痺が起こっている人、脊椎管狭窄症などによって歩行が困難になっていたり、寝たきりのため日常生活に支障をきたしている人などが代表的です。

健康保険が適用され、関節の動きをスムーズにすることや動作域を維持すること、痛みを緩和することなどを目的に行われます。マッサージは血液やリンパの流れを良くすることで痛みを伴う症状の緩和に役立ちますし、自律神経のバランスが取れることで精神の安定や免疫力の向上にもつながります。

まとめ

訪問リハビリと訪問マッサージについて、目的や対象者、使用する保険の違いなどについてまとめました。どちらも医療行為ですが、対象者や適用できる保険が異なるので、必要とする方は、このコラムを参考にして目的に合った訪問リハビリや訪問マッサージを受けてください。

あしすと訪問リハビリ鍼灸マッサージ院は、江戸川区にある訪問リハビリ鍼灸マッサージ院です。

当院は江戸川区を中心として、葛飾区や江東区、浦安市、市川市に、訪問リハビリや訪問マッサージの対応を行っています。マッサージや鍼灸治療には各種健康保険を使っていただくこともできますから、費用負担の面でも安心感があります。