訪問リハビリの流れ
1.担当のケアマネージャーに相談しましょう
まずは担当のケアマネージャーに訪問のリハビリテーションを受けたいと伝えてください。
2.サービスの利用が決定したら、ケアマネージャーが提供事業所に連絡してくれます。
提供事業所が住所や現状の確認の上でサービスが提供可能かどうか判断します。
3.事業所からご利用者様の主治医に連絡します。
訪問のリハビリテーションがご利用者様に必要かの判断を主治医が決定します。
4.ケアプランの作成をします。
現在の状態や介護保険の限度額などを考慮して、ケアマネージャーと提供事業所が最適なケアプランを作成致します。
5.サービスの利用開始
事業所とご利用者様が契約を結んで利用開始になります。
「リハビリ」と「マッサージ」の違い
「リハビリ」とは
リハビリはリハビリテーションの略語です。
リハビリテーションは何らかの理由で能力・機能が低下した状態から改善するようにする事全般を指す言葉になります。
医療や介護の現場でのリハビリテーションは病気やけがなどで動きが悪くなった、筋肉や関節などに働きかけ、本来の動作に近づけることをさします。リハビリテーションと言うとスポーツ選手が怪我の後に・・と言うイメージの人も多いとは思いますが、わたくしたちのような普通の人が病気や怪我によって失ってしまった日常生活を取り戻すためにも必要です。
リハビリテーションは目的ではなく手段です。こうゆう事を自分でしたい、あそこに自分で行きたい、そう言った気持ちに応えるためにリハビリテーションは存在すると考えています。
「マッサージ」とは
疲労回復や健康増進を目的として、手で皮膚や筋肉を、さすったり、たたいたり、揉んだりすることで、血液の循環や、リンパの循環、筋肉の柔軟性を促すことによって、肩こりや腰痛の改善に使われたりもします。
マッサージの歴史は紀元前4世紀までさかのぼりギリシャで生まれたとされています、ギリシャの医師がマッサージの必要性を説きましたが、認知されず民間療法にとどまっていました。マッサージが医療として認められ始めたのは16世紀のフランスの医師の研究が始まりでした19世紀ごろにスウェーデンの医師が考案したマッサージを元に広まっていきました。現在でも医療技術の一つとして認められています。
近年はリラクゼーションとしての側面が強いですが、マッサージ師として名乗る事が出来るのは、あん摩マッサージ師と言う国家資格を保有しているものだけになり、医師の同意書があれば医療保険が適応できることもありマッサージは完全な医療行為です。
訪問マッサージ | 訪問リハビリ | |
---|---|---|
保険の種類 | 健康保険 | 介護保険 |
対象 | 筋肉の麻痺や関節の拘縮の症状があり、歩行が困難もしくは寝たきりの状態のかたで、主治医によって医療マッサージの必要性が認められた人が対象です。 介護保険で認定されたかたや、通院が困難な方で訪問リハビリテーションを希望し医師が必要性を認められた人が対象です。 |
介護保険で認定されたかたや、通院が困難な方で訪問リハビリテーションを希望し医師が必要性を認められた人が対象です。 |
効果 | 身体に負担をかけることなく、疼痛の発生を押さえつつ、関節運動を行います。症状の緩和を目指します。 運動を主体とする機能訓練を行い、日常生活を送れる程度までに回復を目指します。 |
介護保険で認定されたかたや、通院が困難な方で訪問リハビリテーションを希望し医師が必要性を認められた人が対象です。 |
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